Risabraire
Style

リサブレアは長年ホテルなどの商業物件および住宅のインテリアデザイン、インテリアコーディネート、ウインドウトリートメントデザイン・縫製・施工サービスをさせていただき、欧米のデザインを日本のインテリアに融合させ、その色使いには東洋的なスピリットがあると評価をいただいております。最近ではモダンとトラディショナルまたは和風をうまくミックスするリサブレア・スタイルとカラー使いが、そのインテリアスタイルに多様性をもたらすようになりました。

Chinoiserie シノワズリ

ヨーロッパで流行した中国趣味の美術様式「シノワズリ」リサブレアでは、そんなシノワズリの壁紙や生地を生み出す試みに挑戦しています。

Works

リネンの生地でナチュラル感のある椅子の張替え

リネン生地を使うと柔らかさがプラスされます
この角度から見ても素敵です
椅子の後ろ姿はとても大切
ダブルパイピングがきっちり役目を果たしてくれてます
アームの部分も同じように仕上げております
生地感が伝わりますでしょうか?
こちらが張替前・長年使っているとこの部分が破れてきます
十数年前にリフォームさせて頂いた山本智子様から椅子の張替のご依頼がございました。
テーブルコーディネーターからインテリアデザイン、今ではコーディネーターさんの起業支援もされており、常にチャレンジをされている山本様。今回は、数年前に購入したアンティークチェアの座面が破れてきたので張替えたいとの事でした。今の椅子の生地の色味が気に入っているので、椅子張用の厚手の麻の生地をご提案。1分で生地が決まりました!ご自身が何をしたいのかを明確に持たれているので、そんな場合は私たちはお好みの生地を棚から引っ張り出してぴったりの生地選びのお手伝いをしていきます。

シンプルながらもしっかりと重みを持たせるように、1段階暗い色味でダブルパイピングを施しています。パイピングの色は1トーン暗い色で検討されていましたが、3トーン程落としてきっちり締めていきます。
「ダブルパイピングの色をこの色にしてよかった!」と大変喜んで頂きました。
また足の裏に付けたフェルトに気付き「こういう気遣い大切よね〜」と仰って頂きました。山本智子さん、いつもありがとうございます!

山本智子さんの起業支援情報のインスタ→@tomoko_kigyo

クライアント名
山本智子様邸
施行月
2023年7月
PON-1637

世界中を転々とされるお客様のインテリア

色とりどりな明るいリビングルーム
クッション納品前・リビングを占めるソファの存在感の大きさを感じます
こちらが張替前の白のソファ
お持ちのクッションと合わせています
手前に見えるオレンジのブランケットは新調されたそう
ボルスターは1点でも入るとリズム感が出ます
並ぶととってもかわいいクッションたち
仕上げも様々・細かい箇所に拘ってます!

以前カーテンをご依頼頂いた南アフリカから赴任で日本にお引っ越しされたM様。
日本に来る前は、オランダ→スペイン→ドバイとインターナショナルなM様ご夫婦です。様々な国で購入された家具たちは、私たちも見たことのないものばかり。そのお話をお伺いするだけでも楽しいのですが、今回ご依頼頂いたソファも規格外のサイズ感!真っ白なソファをブルーのベルベットに張替をご依頼頂きました。

数年に一度はインテリアの雰囲気を変え、暮らしを楽しんでいらっしゃいます。生地サンプルをお家にお持ちしましたが「このブルーがいい!」と即決されました。今までの白いインテリアに飽きたとの事で、大胆なブルーのベルベットをセレクトされました。

クッションはイギリス・ILIVのBabooshka(ロシア語でおばあちゃんという意味)コレクションから生地をセレクト。形状や生地を変えて、リズム感が出るようにデザインしております!また、シートの中材ウレタンは今回全て新しいものに変えました。このように少しずつメンテナンスをしながら、暮らしを楽しまれている姿が素晴らしいなと多くのことを学ばせて頂いています。

以前は真っ白なインテリアだったのですが、ソファの張替をきっかけに少しずつ家具も入れ替えていきたい!と仰ってました。
M様、いつもありがとうございます!インテリアがどのように変わっていくのか?!楽しみにしております。

クライアント名
M様邸
施行月
2023年5月
PON-1640

黒のソファが明るくエレガントに大変身

新居に馴染むエレガントなソファに生まれ変わりました
こちらは張替前・暗めの印象でした
色鮮やかなクッションをコーディネート
背面と座面の生地の違いが分かりますでしょうか?
コーナーは厚みが出るように仕上げております
この生地は立体感や色使い共に素晴らしい!
裏面を無地にしているので気分で雰囲気を変えてお楽しみ頂いております
以前から、椅子張りはクッション等をご依頼頂いているM様。今回はブラックソファを明るく張り替えたい!とのご依頼で、がらりとイメージチェンジとなりました。
ご新居に移られ、今まで使っていた2ピースの大きなソファを、新居のインテリアに合わせてイメージを変え「今後どんなコーディネートになっても合わせやすい方がいい!」とのご希望から白ベージュ系でシンプルにまとめつつ、ベルベットを3種組み合わせてテクスチャの違いを楽しむデザインに!
色鮮やかなクッションはイギリス・Osbone & Little の立体感のある生地を中心にオーダー制作させて頂きました。裏側は無地の生地を合わせていますので、リバーシブルで違った雰囲気を楽しんで頂けます。
背面・クッションは艶感と地模様がエレガントなスイスの200年続くファクリックブランドFISBA(クリスチャン・フィッシュバッハ)の生地。アイボリーなので、座面はもし汚れても水で落としやすい機能性のあるアクアクリーン生地をご提案させて頂きました。
ソファのレイアウトを変えて、お写真のような2人掛けソファから、今はゆったりした1人掛け仕様にスタイリングされているそうです。
以前より別宅のベンチシートやカーテン、椅子貼り、クッションなどご依頼くださっていたM様。
この度も「主人とやはりリサブレアさんに頼んで良かったと話しています」とのお言葉を頂けて、大変嬉しい限りです。
M様、ご依頼頂きありがとうございました!(お写真はお客様よりご提供)
クライアント名
M様
施行月
2023年3月
PON-1449

イギリスの文化と歴史をリスペクト・温かみをプラスするカーテン

マントルピースが鎮座する空間
窓にはシートクッションと本棚
生地はもちろんイギリス!
間仕切りには重厚感のあるカーテンを
写真を見ていても温かみを感じます
タイバックは美しく収まるように特別仕様
こちらの小窓はカフェカーテン仕様
カフェカーテンにすることで優しい印象に
ブリティッシュなご新築に、ウィリアムモリスシリーズのカーテン&シートクッションをご依頼いただきました。
設計とトータルコーディネートを手掛けられたのは「英国の間取り」の著者でもあるイギリス建築に特化されているE-planningの山田様。
絶妙なくすみカラーの塗装色やカーペット、建具、コンセントプレートに至るまで…ブリティッシュクラシカルなこだわりが詰まったインテリア。英文学に精通されたお客様だそうで、壁一面の棚にはぎっしりと書物が入るそうです。よりいっそう重厚な雰囲気が思い浮かんでうっとりしてしまいます。
ベンチシートはKirkby Designというイギリスブランドの生地。ロンドン地下鉄の実際のシートをモチーフに作られた幾何学模様ベルベットは、ノスタルジックさとモダンさどちらも感じます。
山田様のこだわりを形にさせていただき、特殊形状でタイバックを制作しました。舟形が一般的ですが、丸みのあるデザインで太めにし、周囲にはゴールドの極細パイピングを施してお上品なアクセント。重厚なイギリスインテリアにマッチする佇まいとなりました。
山田様の素敵な世界観作りのお手伝いをさせていただけて嬉しく思います。ご依頼ありがとうございました。
設計・E-planning 山田加世子 @kayoko.y0909
クライアント名
S様邸(E-planning様)
施行月
2022年10月
PON-1362

洋書の切り抜きがインスピレーション・40年来ソファのカバー制作

こちらが完成したソファカバー・トワルドジュイのクッションも追加でご注文頂きました
生地はシンプルですがパイピングとスカート付きの仕様
カバーをソファ形状にフィットさせるのは至難の技
パイピングが効いた仕上げとなりました
スカート裏には芯地を入れています
こちらがコーナーのボックス仕上げ
このカバーを外すとビフォアのソファになります
お客様が洋書から見つけた理想のソファ
1回目の訪問時・このように型取りを行います
2枚目の訪問では細かい箇所の仕上げを確認
25年前にご依頼頂いたソファカバー(今でも大切にお使い頂きありがとうございます!)
Y様からの初めてのご依頼は25年位前。リサブレア設立当初にご依頼頂いた1人掛けの椅子カバー(写真アリ)を大変気に入って頂き、私たちのことを覚えていてくれました。
今回は40年来使用しているイギリスから取り寄せたソファのカバーのご依頼がありました。若い頃からアメリカに住んでいらしたお姉様の影響で欧米のインテリアが大好きになり、今も洋書を定期的に取り寄せ購読されています。シノワズリにはまっていた時期があり、ご自宅にはシノワズリのコンソールや中国のアンティークの食器が並んでいます。
具体的なイメージを洋書から選ばれていたので、生地の色味やパイピングの色や太さはスムーズに再現することができました。
1回目ご訪問:採寸(特に難しいアーム部分の型取り)
2回目ご訪問:実際の生地でスカートの部分を省いてフィット感と丈の確認→アームのゆとりが多かった為縮める・スカートの丈の決定(写真アリ)
3回目ご訪問:取り付け
イギリス製の高品質なソファで丁寧に使っておられたので、生地の劣化はあったものの中材の劣化がありませんでした。ソファーカバーをオーダー制作したことで頭に思い描いていたデザインで完成したことに感激されていました。「処分しなくて良かった!」と仰って頂き、私たちも大変嬉しく思います!
Y様、ありがとうございました!
クライアント名
Y様邸
施行月
2023年7月
PON-1728

悩みに悩んだ築30年のインテリア・プチリフォーム

リビングダイニングは分かれていますが仕切り扉を撤去
リビングは壁紙とレースカーテンで落ち着いた印象に
リビングダイニングをつなげることでスペースを広く感じることができます
ダイニングの照明はW様セレクト
腰窓はやはりローマンシェードが収まりが◉
ローマンシェードはレースのみで開放感をもたせて
キッチンの間仕切りは見えそうで見えない微妙なバランス
リビングのビフォア写真
ダイニングのビフォア写真

神戸市のW様邸のインテリアのプチリフォーム。構造は触らずに、壁紙・カーテン・照明・一部家具を変えていくと言う計画でした。
W様はお嬢様もお家を出られ、ご夫婦2人暮らしを楽しまれております。ご結婚当初に建てた一軒家の外壁補修がきっかけとなり、リビングや玄関の壁紙やカーテンをご検討されていました。

地元の工務店さんにご相談されていたそうですが、壁紙を選ぼうにも種類が少なく、何と言っても自分で全て決めないといけないことにストレスを感じておられました。インスタやYouTubeで色々と見ていましたが、弊社にご来店された時は「何が自分に合うのか分からない….」と仰ってました。

この時代の一軒家によくある木製の腰壁の印象が強かったので、グレーの毛並みのような壁紙でマット感を出しながら色をワントーン落とすことをお勧めし、それに合わせて腰窓にローマンシェードをご提案しました。壁紙が決まってからは全てがスムーズに進んでいきました。

●壁紙→ELITIS (フランス) ●レースカーテン→Christian Fischebacher(スイス)※施工は地元工務店様

「インテリアが変わってからお友達を自宅に呼ぶ機会が増えました!」
と言うお言葉が一番嬉しく、心に焼き付いております。
W様、ありがとうございました。今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

クライアント名
W様邸
施行月
2023年5月
PON-1575

庭の木々が美しく映り込むベッドルーム

ベッドヘッドはシンプルに。ファブリックは分厚めのコットン生地
カーテンはBusatti社のリネンコットンのとろみのあるフラット仕様
心地の良い光が入るのも天然繊維ならでは!
木々の影がうっすら映るのも魅力です

センス抜群な暮らしを実践しているご夫婦のベッドルーム。神戸の六甲にひっそりと佇むとても素敵な一軒家の建て替えに伴い、ベッドヘッドやカーテンをご依頼頂きました(ベッドカバーは以前ソファ用として制作させて頂いたもの)

「旅行で訪れた石川県のオーベルジュのお部屋がとても快適だったので、同じようなイメージで!」とご依頼頂きました。セミダブルが2台なのでベッドヘッドもかなり大きめでした(W2.4M H1.7M)。玄関から入れるのは困難だと判断し、フレームを2分割して持っていき現場で生地張りをさせて頂きました。

以前よりイタリア・Busatti社の生地が大好きなF様。ご連絡を頂いたのは建築の真っ最中。お電話で色々とお話をお伺いし、Busatti・オーストラリアの事例をご紹介したところ、イメージを大変気に入って頂きました。当初は壁紙の色も白の予定でしたがグレーに変更となり、グレーのグラデーションとなるよう建築家さんがカーテンやベッドヘッドの生地を選び統一感が出ております。

インテリア好きな旦那様にも満足頂き、私たちも一安心いたしました。
Y様、いつもありがとうございます!

クライアント名
F様邸
施行月
2023年2月
PON-1490

グランドピアノとインテリア

芦屋にあるプライベートなピアノレッスンスタジオ・河村ピアノサロンから届いた素晴らしいお写真。

グランドピアノが鎮座する吹き抜けが広がる空間に、ご自身が大好きなクラシックなインテリアを楽しまれています。
ベルベットの重厚感のあるカーテンが掛かっている窓の横の壁に飾るアートを探されていたオーナーの河村様。2023年7月の神戸阪急でのポップアップにて、フレンチアンティーク x Pierre Freyのファブリックをご購入頂きました。

「サイズ感もピッタリで、元々存在していたかの様に、空間に馴染んでいます!」とメッセージを頂きましたが、まさにお言葉通り!
フレーム内のファブリックは、1700年代の画家フランソワ・ブーシェの絵画をPierre Freyがリプロダクションした生地。綿生地のプリントですが、とても繊細な質感が特徴です。フレームは石川りさ自身がフランス・リヨンから大切に持ち帰ってきた思い出の品でございます。また、手前に鎮座している椅子はアンティークチェアを張り替えたもの。

インテリアとエクステリア(ガーデン)を楽しみ、豊かな暮らしを実践されているいつも笑顔の河村様。
この空間で行われる演奏会にお邪魔してみたいものです。ありがとうございました!

Client:河村ピアノサロン
Instagram:@kawamura_piano_salon
Place:兵庫県芦屋市

クライアント名
河村ピアノサロン
施行月
2023年8月
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