修理する権利?

最近 「修理する権利」という——どういうこと?と思うような記事を読み、なるほど凄いなと感じたり、リサブレアの活動とも合うような感覚を持ったのでブログを書くことにしました。この運動を推進したのはアメリカ人でカイル・ウィーンズ、電子機器の修理情報を提供するオンラインコミュニティを運営する若者です。自分のIBOOKが壊れて自分で修理したいけど方法がわからない、部品も簡単には手に入らない何故?ということからですが、そもそもはアフリカに行った時に電子部品のゴミの山で子供達が拾っているのを見て、こんなにも廃棄してるのかとショックを受けたことでした。今世界中で廃棄を無くそうという動きが加速していて、特にフードロスやアパレルの廃棄をやめる努力など、若い人たちが先導しています。私たちのお客様もソファや椅子やカーテンなども出来るだけあるものをリフォームして使おうとか、椅子張りも高くついても廃棄するにではなく中身のウレタンも変えて好きな生地で張り替えたいという方が増えています。最近はランプシェードの張り替えのご依頼も多く、お婆様が使っていたものなど思い出の品は出来る限りお受けするようにしています。最近も椅子の片方のアームが取れていて何脚かあるのでその椅子は廃棄すると言われていましたが、取れた部分は穴を埋めて片方だけアームでとお薦めしました。素敵に個性的に蘇りました。ソファの張り替えでも最近思うのはカバーが取り外しできるようになっていて、カバーだけいただいたら新しいもので作り直すことが簡単にできます。この様なソファが増えている様に思います。このように先程の記事の続きですが、フランスでは商品に修理のしやすさでランク付けがされていて、消費者はその商品を購入する前に修理のしやすさがわかる様になっているそうです。アメリカでも25の州で法案が通り電子機器を販売するときの修理マニュアルが法制化されているようです。簡単に廃棄するのではなく、最初は高くついても生涯使えるものをと思います。20数年前に販売したカーテンもリフォームして丈の足らないものは別な生地でうまく足したり、カーテンをシェードに変えたり、お気に入りの生地で、裏地をつけていたら20-30年は十分持ちます。私個人も大好きな生地で25年前に作ったカーテンもいまだにスローにしたり、クッションにしたりして使っています。いまだにこれ以上好きな生地は見つからないと思っています。うちは大きなスタンダードプードルがいるのでお気に入りのパーソナルチェアの上でゴリゴリやっているので20数年経つのでさすが破れてきましたが、その部分にだけ弊社の山崎にカバーをつくってもらいました。これがまたシンデレラフィットで、しかもブサッティの白黒ストライプ、前より素敵になっています。そしてまた大好きなブサッティのベッドカバー、これはベッドカバー兼夏布団になっていて、さすが1週間に一回洗濯乾燥機、さらにうちの花(プードル)がゴリゴリで色んなところが破れてきました。そこで大決心。継ぎを当てることにしました。手縫いなんでまだ完成していません。何ヶ月かかるやら毎日1カ所ずつ縫っています。最近はサステイナブルとかSDG’sとか廃棄を無くそうと社会が動いています。私たちインテリア業界も生地の廃棄を無くす努力やらサステイナブルな素材の開発とか進んでいます。私たちも顔が見える海外の生産者から購入する努力をしています。ヨーロッパには家族経営で何代も続いているメーカーがありそういったメーカーを存続させている社会に敬意を表します。安いものでどんどん取り替える時代は終わったのではないでしょうか。大事にものを使う、無駄をなくすということは私の(かなりのシニアです)両親や祖父母の時代は生きていました。私の時代はどんどん新しいものをいう時代でした。とても反省しています。でも今の若い人は違います。物を大事にする力、いらないものを増やさない、捨てることはやめようという時代になっています。断捨離という言葉が数年前には流行りましたが、心の問題は別として今の若い人達が歳をとった時にはその言葉は無くなっているかもしれません。

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