新しい生地サンプルが入荷!LARSEN

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こんばんは!
企画・デザインの石川りさです。今日は1日雨…. でもシトシト降る雨の音を聞きながら集中して仕事ができるのもいいなぁと感じております。

自粛規制が解除され、先ず最初に向かったのは新作生地の見本帳チェックに大阪へ。
色々と見ましたが、今回気になったのは「LARSEN」というブランド。現在はイギリスのCOLEFAXグループのブランドとなっていますが、1950年代にニューヨークで生まれたブランド。

 

Jack Lenor Larsen というテキスタイルデザイナーが、世界中を旅しながらインスピレーションを受けて生まれた抽象表現のデザインが特徴的。
伝統的手法と最新技術を組み合わせ美しい生地を生み出してきました。特にクラフトマンシップへのリスペクトが強く、新作生地を見ていてもその工芸的な刺繍やプリントに惚れ惚れしてしまいます。

サステイナビリティが現実的な課題となっている時代、今の私たちが心から求めているデザインだなとも感じます。
弊社でも取り扱いのある刺繍生地は色やデザインそして装飾的な美しさを感じますが、LARSENは刺繍というテクニックの可能性を深掘りしているという印象です。

現在はパリ在中のAriane Dalle というデザイナーが当時デザインされた生地を、新たな表現方法を用いてコレクションをつくっているそうです。
コレクションの中でも↑の生地は私のお気に入りの生地。シノワズリのアートパネルとミックスさせるとどうなるだろう?とドキドキしてしまいます。

生地はそのデザインの裏にあるストーリーや想いを知るとより楽しむことができます。
当時世界中を旅したLARSEN。旅する中でアフリカの民族的なパターンにインスピレーションを受けた?とか、当時1950年代ニューヨークのランドスケープはアールデコの建物が立ち並び(アールデコは1910〜1930年代)なんだかアメリカらしいストーリーを感じます。

 

↑この生地もとっても綺麗です。羽のような葉っぱのような光沢のある刺繍が施されています。ベースはもちろんリネン生地。
この生地は色違いがあり、私たちはパーティションをつくる為に下の写真右側のシャンパンゴールドを購入したので、1ヶ月後にはショールームにて見て頂けます。

この羽は長さ30cm以上あるので、パーティションやベッドヘッドなど大きなアイテムにオススメです。
最近の傾向としてファブリックの柄は大きくなってますがそれはとても自然な事。インテリア用ですからね(笑)寝室用のシェードカーテンとしても素敵です。
夜寝るとき、朝起きるときにシェードカーテンを閉めこのファブリックを見るとそれだけで幸せなひと時に….

 

最後はイチョウのデザイン。
この生地の立体感は見た事がありません!イチョウが折り重なったかのように凸凹しています。金属のようにも見えますが生地感はとても繊細です。
こんな生地でオーダーカーテンは贅沢ですが(笑)無地との組み合わせで1幅(140cm)を有効的に使ってカーテンをデザインしても十分楽しめるかと思います。

生地のサンプル帖はもちろんこれだけだはなく店舗に沢山ございますので、お気軽に遊びに来て下さい。
コロナ対策として現在は予約制となってますが、来る直前にお電話でも大丈夫です!078-341-0520

 

 

 

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