飲食店の個室づくり!仕切りカーテンの工夫

こんにちは!
関西、東京は緊急事態宣言が発令されました。特に飲食店の方は営業時間や条件をその都度調整されているので、本当に気苦労が多いかと思います。

先日施工をさせて頂いた神戸牛専門店 吉らら様の施工事例。
コロナ禍で飲食スタイルが変わり、個室ニーズが増えていることは皆さまもご存知かと思います。ただ店舗内をリフォームし壁を建てるとなるとコストが掛かります。そんなお悩みを抱えているオーナーさんも多いかもしれません。

今回のご依頼は、個室づくりの為の仕切りカーテン。
私たちが制作する仕切りカーテンの工夫の裏側をご紹介します!

仕切りカーテンの問題点
(1)カーテンで区切ると圧迫感が生まれる
(2)空調が仕切りカーテンにより遮られる
(3)カーテンの裏側が反対側のお客様に見えてしまう

今回のブログでは3つの課題別にご紹介します。

(1)カーテンで区切ると圧迫感が生まれる
圧迫感は、カーテン生地の透け具合や色によって生まれます。勿論明るい色目の方が軽さは出ますが、店舗の内装によりその辺りは内装重視で選んでいきます。
個室感を出すためには、透過性の高いレースを使うと隣に座っている方の顔が見えてしまい落ち着きません。だからと言って厚い生地を使うと圧迫感が出すぎてなんだか窮屈に感じる…

色々考えた結果、レース生地と薄手ドレープ生地を縫い合わせることにしました。この透け具合の調整を考える時間は難しく、また楽しい時間でもあります。
右の写真のレース生地はメッシュ素材の透けるレース、質感は抜群です。ドレープ生地は薄手の軽いタイプを選びました。

その2枚を重ね他のが左の写真です。光が拡散し人の気配は感じるが顔は見えない程度。私たちが出したかったのは正にこの透過性でした!取り付けるまではドキドキですが、自分が狙っていた効果が出せた時が一番嬉しいですね!

生地は壁紙と違い、ドレープ感や透過性、質感など色んな要素が詰まっているので、常にチャレンジ精神を持って仕事に望んでおります。

(2)空調が仕切りカーテンにより遮られる
上の部分をチェーンにする事で、空調の風が通るようにしています。また生地も通気性が高いタイプを選んでおります。
チェーンはできるだけ目立たないものを探し出します。材料を探すのも私たちの重要な仕事の一つ。

仕切りカーテンなので、必要のない時はカーテンが邪魔にならないよう、一つにまとめておく必要があります。しかし、上の写真を見て頂くとレール右端から壁まで約30cm程度の距離があるので、タッセル掛けを付けると不恰好になります。

そこで、カーテン自身にタッセルを縫製しました。このタッセル掛けはマジックテープで簡単に脱着できるようにしています。お店で働くスタッフの方のストレスにならないよう、とにかく簡単に短時間で開け閉めできる事が大切!

 

●カーテンの裏側が反対側のお客様に見えてしまう
カーテンの裏側は普段見る事がないかと思いますが、カーテンの裏側にはレールに引っ掛けるフックが一定間隔で付いています。通常日本で使われるのは白プラスチックのフックです。窓に掛けていると見えないので問題ありませんが、仕切りカーテンは両サイドから見えるので裏側が見えてしまうと不恰好です。

こちらが通常のカーテン裏側(窓側)。帯状のカーテン芯にフックが掛かっており、このフックをレールに引っ掛けるとカーテンが完成する仕組み。

カーテンのチェーン部分を拡大してみました。白プラスチックのフックを使わず、小さなハトメに掛けているので表裏がなく、カーテン芯は2枚の生地に挟まれているので目立ちません!
縫製担当者とその都度話をしながら「ああでもない、こうでもないと」アイデアを出し合い一つのカーテンが仕上がります。

普段はあまり見せることのない裏側をご紹介させて頂きました。
飲食店さんもコロナ禍で変化を求められます。私たちは生地のプロとして、そのご希望に応えられるよう精進していきたいと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました!

 

 

 

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