ファブリックのお話

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今年のファブリックと壁紙のトレンドは自然や人々の幸せまたは時間が経過して趣が出た風合い、あるいはダメージを受けて変化を楽しむもの、例えばお花のパターンでも崩れた風合いやぼけた色彩など、従来のパターンに一味も二味も加えたものが出てきています。それを可能にする技術の進歩や人々の価値観の変化が見られます。この仕事をしている醍醐味は何と言ってもこんな素晴らしい生地や壁紙を絶えず目にしていることです。特に近年のデジタル技術や素材の発見や今までになかった組み合わせなどで可能性がこんなに広がった何て、何て素敵なことでしょう。またこんな素敵な素材を使わせて頂くお客様に恵まれたということは感謝の気持ちで一杯です。若さの秘訣はと聞かれたらまさに新しい美しい素敵なものを見続けられること、そして絶えずそのようなものを追い続けられるエネルギーに恵まれたことでしょうか。

今回は特にジムトンプソンが良かったです。ジムトンプソンの組み合わせの写真はイマイチですが、ヨーロピアンシノアと幾何学模様の組み合わせは是非トライしてみたいです。またオズボーンの刺繍のバード、何て新しい感覚でしょう。ザックリ崩れた刺繍とでも言えます。刺繍も今年のトレンドはさらに凝ってりか崩れた刺繍です。幾何学模様も私は2年ほど前から注目していたのですが、なかなか売れませんでした。今年はどうでしょう。実は最近この幾何学模様のファブリックを使っていただいたお客様がいらっしゃいました。嬉しいことです。いずれブログでもご紹介できると思いますが。

   
    
    
    
    
    
 

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