生まれ変わったアンティークピアノスツール

今年は寒い日が長く続き、桜も長い間楽しめましたが、先日の雨と風でほぼ散ってしまい、漸く暖かくなり始めました。
リサブレア5階にある藤の木に葉が茂り、蕾もでき始め、今年は入社して初めて花も見れそうです。

今回もある椅子の張り替えについてです。
まず張替え後の写真がこちら↓です。

アンティークのピアノスツールですが、張替え前がこちら↓です。

 

座面の生地が破れて、中材もヘタり、バネも飛び出していてとても座れる状態ではありませんでした。
解体中にわかったのですが、アンティークだからでしょうか、クッションにスポンジやウレタン等が使われておらず、藁(わら)が使用されていました。
張り込みもタッカーではなく、細く短い釘でとめており、これを外すのに1時間半以上かかってしまいました。
切り株のような木が座面の土台となっています。

同じように藁を敷き詰めることはできませんので、バネも取り、クッション部分には新しくチップウレタンを使いました。
生地はMercisのOrianaという椅子張り生地です。
緑、黄、白、紺等、様々な色の糸が使われております。
周りには鋲も施して、アンティークの雰囲気に合った仕上がりになりました。

お恥ずかしながら、実はピアノスツールというのもあとで調べて分かった事なのですが、座面の下がネジ式で高さが変えられるのもそのためだったのと判明しました。
まだまだ知らない事ばかりで、日々関心させられています。
6月頃?にはアンティークのチェア等が入荷するとの事なので、色んな知識をインプット、アウトプットしながら活用していきたいと思います。

Wookroom Assistant Ubatani

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