オリジナルクロスで古都奈良の世界へ

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こんにちは、デザイナーの吉村です。

今回は先日納品させていただいた、店舗リニューアル物件のオリジナルクロス施工例をご紹介します。

お店は近鉄奈良駅前の粋麺・おばんざいあみ乃や」様です。

オリジナルクロスは、造作で内装を作るよりも短納期・低コストでオリジナリティある空間にできて助かるとのお声をいただいております!

店舗のイメージチェンジにぜひオススメです♪

 

今回は飲食店を多数手掛けられている設計会社at Lab.の鈴木様にご依頼いただき、やりとりしながら制作させていただきました。

 

ご依頼内容は、奈良らしさを感じさせるオリジナクロス。

奈良らしさとは何だろう?と、リサーチ・コンセプトのご提案からスタートしました。

青丹よし 奈良の都は 咲く花の にほふがごとく 今盛りなり

(小野老 万葉集巻三・328より)

「奈良の都は咲く花が美しく照り映えるように、今真っ盛りである」という内容の万葉集の一句です。

ここからイメージを膨らませ、花咲き誇る華やかな平城京をテーマとしました。

 

入口の待合スペースの壁面

奈良時代の仏教文化の代表的な鳥、鳳凰が舞う大胆な構成にしました。

他にも蓮子や唐花蝶といった、仏教文化ゆかりのモチーフを組み合わせています。

また、これはきっと気付かれない小ネタですが、奈良時代はお花見といえば桜ではなく梅の花だったそうです。

唐との交流が盛んだった奈良時代に入ってきたのが梅で、貴族が造園に好んで取り入れ、それを鑑賞しながら歌を詠む…これがお花見の歴史の始まりなんだとか。

『万葉集』に詠まれた花に関する句は、桜を詠んだ歌が43首に対して、梅を詠んだ歌は110首。奈良時代の梅人気を物語っています。

そのため今回は奈良時代の栄華の象徴として、咲き誇る梅の花も入れてみました。

 

一見、金屏風のようなこのクロス、実は元はベーシックな質感の真っ白の壁紙です。

デザインデータ上でテクスチャをのせて、アンティークゴールド風に見せています。

 

待合スペースが、奈良らしいフォトスポットになれば嬉しいなと思っております。

 

店内の掘り上げ天井

奈良時代の特徴である宝相華文様が、灯りに照らされ浮かび上がるイメージで彩りました。

こだわりは、先に決定していた店内のアクセントクロスにカラーリングを合わせたこと。↓

オリジナルクロスはカラーが自在なので、既に計画が進んでいる物件の途中でご依頼いただいても、融通が効きます♪

 

広々とした、こんな綺麗なお店です!

店舗内観

窓の外には奈良公園をイメージしたお庭があります。設計の鈴木さんがこだわって作られた、とっても素敵な空間の店舗でした。

参加させていただけて嬉しかったです♪

 

こんな風に、リサブレアではコンセプトからご提案しグラフィック制作をすることもあります。

店舗の雰囲気を変えたい・寂しい部分を華やかにしたい等、特に具体的なイメージが決まっていなくてもご提案いたします!お気軽にご相談くださいませ。

 

余談ですが…

奈良駅前にあったカフェ。暖簾が可愛くて思わず撮りました。

リサブレアでオリジナル生地印刷ができるようになってから、カーテンやクッション生地をよく作っておりますが、暖簾も作りたいな〜!と刺激された日でした。

 

Designer Yoshimura

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