最初のデジタルプリンティング

リサブレアではオリジナルのシノワ壁紙やカーテンなどオリジナル商品をつくっていますが、これにはデジタルプリンティングの技術がこの10年で飛躍的に発展し、大型プリンターを取り入れやすくなったことのおかげです。さらにインテリアの流行も相まってインテリアにオリジナルの壁紙やカーテンを取り入れることが多くなってきました。商業物件ではその傾向は以前からあったのですが住宅ではそこまですることはあまりなかったのですが、最近は変わってきています。

リサブレアで初めてデジタルプリントで施工させていただいたのがこの物件でした。2007年です。その時はリサブレアにはプリンターはなく外部にだしてプリントしてもらっていました。このお客様は新築マンションだったのですが、一部リフォームと家具などさせていただきました。リビング&ダイニングが広くないということで、リビング&ダイニングには大きなダイニングテーブルをおいて、和室をリビングにしました。床はそのままでカーペットを引き詰め、さて壁をどうするかとなって、どうしてこのミケランジェロのハンドの部分を取り入れたかというと、その時代感とかひび割れた新しくない感じ古い感じをだしたくて、これをえらびました。デジタルプリントで壁紙をする場合、特に住宅の場合は少しボケた感じ、リアルではない感じを出すためにかなり加工処理をします。

和室ながら障子や襖もかえずにリビングとの一体感を出すというところがポイントでした。リビングから見ると襖の枠がアクセントになって壁紙を引き立てているように思います。

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