60色展開のサテン生地!皆の目を惹く美しいクッション完成

こんばんは!コロナ禍2年目の連休に突入しました。

弊社のオンラインショップはコロナ禍でスタートし、クッションやアートパネル等を商品として掲載していますが、それ以前はレディメイドのクッションは全く無かったのです。お客様のオーダー毎に制作することが私たちの日常でした。
しかしオンラインショップ用に沢山のクッションをつくる事で、私たち自身も仕上げや生地合わせについて改めて気付かされる事が多く、本当に良い機会だったなと実感しています!

今日はH様からのオーダークッションのご紹介です。無地と柄の組み合わせで3つセットでオーダー頂きました。
縫製ルームに置いてあると「綺麗やね!」と皆が言いながら通り過ぎていきます。色鮮やかな組み合わせに目を奪われます。

無地のサテン生地は、Clarke & Clarke(クラークアンドクラーク)Novara(「ノバラ」 日本人である私は「野バラ」かと思いちょっぴり嬉しくなりましたが)調べてみると「✖︎ノバラ」では無く「◉ノヴァーラ」イタリアの都市名でした(笑)

Novaraの色名はCitron(シトロン)。この無地のサテン生地の特徴は「滑らかなツヤ」という表現がしっくりきます。光沢感とマット感がバランス良く存在し(カーテンのドレープの)陰影を付ける事でより魅力を引き出す事ができます。
通常のドレープ生地は140cm幅ですが、この生地は300cm幅なのでジョイント無し!リサブレアでは大人気の生地です。

しかもこのNovaraは、60色以上の色バリエーションがあるです!これだけ色があると悩んでしまいそうですが、お持ちの家具、お部屋の内装材、ご自身の好きな色などヒアリングすると大体絞られてきます。その先の微妙な色目をご提案するのは私たちの仕事です!

アクセント生地は同じくClarke & Clarkeです。上の写真の通りデイリーユースの椅子にも使えるほど丈夫!
ナチュラル系が主流のストライプ生地ですが、このストライプ「TEATRO」は光沢のあるモダンな質感で貴重な生地です。

クッションの仕上げは、パイピングとダブルタブ。「パイピング」はアートにとって額の様な存在。ふんわりと柔らかいクッションをピシっと引き締めてくれる効果があります。

「ダブルタブ」とは2重のタブがクッションの周りに付く装飾系仕上げ。生地がヒラヒラとなりまるで花ビラの様な動きが出ます。

ここからは縫製ルームより。この手のクッションは縫製難易度が高いのでベテランの山崎が担当します。表裏2枚を仕上げて最後に縫い合わせていきます。
もちろん細部にも拘る事で、あの「ヒラヒラ」が美しく出てきます。下右の写真はフラットの状態です。中材を入れるとフワッとひろがっていきます。

今回のクッションは表裏同じ生地ですが、表裏を別の生地にするとこんな感じ↓↓。個人的にはこのクッションはソファ映えするので大好きです。ヒラヒラとした2枚の生地の動き、裏面生地が見える事で奥行きが出るダブルタブ・クッション。

上記のダブルタブはリサブレアのオンラインショップ より!リンクはコチラ

今日はH様のクッションの事例より、生地やダブルタブ仕上げについて書かせて頂きました。
H様、この度はリサブレアにてオーダー頂きありがとうございました。

皆さま、最後までお読み頂きありがとうございました!

 

 

 

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