現場よりシノワズリ壁紙施工の様子をご紹介

こんにちは!デザイン担当のりさです。
弊社のシノワズリクロスはデザインから施工まで行っております。ブログでは普段お見せする事のない施工の裏側をお見せします。

既製品の壁紙はリピートと言い、同じ柄が50cm〜1M程度で繰り返していきます。それに対し弊社のシノワズリ壁紙は、壁面全体が絵のように一つの大きな柄になっています。リピート柄の場合は失敗しても予備で補う事ができますが、シノワズリ壁紙の場合はミスは許されません(涙)その為、毎回スタートから数時間は、現場にピリッとした空気が流れ緊張感があります。

壁紙職人さんが怖がって貼ってくれないケースも多々あるんですが…. チーム・リサブレアの職人さんは、そんなチャレンジングな施工を楽しむ姿勢を忘れません!

先日施工が完了した某現場。30M程の長い壁面を全てシノワズリで仕上げました。

今回の現場はモールディング枠が壁に取り付けてある壁面への施工でした。もちろんデザインも大変でしたが(笑)
とにかく職人さん達の技術が素晴らしい!鏡の枠の部分を見て下さい。デコラティブなモールディングの形状は複雑そのもの。その複雑な形状に沿って綺麗に仕上げていきます。

柄は全てぴったり合わせていきます。至難の技ですが(汗)難なくこなしてくれる頼もしい姿!

現場にいると職人さんの話が自然と耳に入ります。
「ややこしいな〜」「でも結構好きなんよな〜♩このややこしいヤツ」
現場でトラブルは付き物ですが、何か問題があれば自ら考え提案してくれる姿勢は素晴らしく、本当に心強いんですよね。

今回は3人の職人さんが施工してくれました。

途中からお客様や設計さんが現場に来て「わーすごい!」「かわいい!」と連発してくれ、現場の張り詰めた緊張の糸がスッと切れました。この言葉が現場仕事では1番のご褒美となります。
お客様の喜ぶ姿がモチベーションですね。

まだまだ5月末までリニューアルまで工事が続きます。現場で打ち合わせを行いお客様とサンプル確認作業。現場での仕事は体力勝負(汗)しかし完成を想像しながら各分野のプロと仕事できる事はとても楽しい時間です。

奥の方にいくにつれ色が濃くなるグラデーションの背景。

施工が終わりスマホで撮影した写真を何度もチェックしながら電車に乗って家路に着きました。身体はヘトヘトに疲れていますが、ものづくりの仕事に関われる幸せを実感する瞬間です。
ではでは、5月末に完成の様子をアップしたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

 

 

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