Works

ハワイの風が吹く神戸で会議椅子が纏う新しい表情

ご依頼主のお父様が30年前に購入された重厚感のある会議用の椅子の張替。

これまでにもテナントビルのソファや椅子をお任せいただいており、毎度お打ち合わせの際にはインテリアの話が尽きません。
今回は神戸・磯上エリアに新しく竣工したテナントビル LANI のためのご依頼でした。

ハワイをコンセプトに、建築から内装の細部にまでこだわり抜かれた空間。
昭和らしい重厚な会議椅子を、空間に溶け込むような軽やかで洗練されたデザインへ。
生地の色・質感・パイピングのラインまで、一つひとつ丁寧に吟味しながら新たな表情をつくりました。

ビルの責任者様とデザイナー様が、たくさんのサンプルを見比べながら決めていく様子は、まさにものづくりの楽しさそのもの。

レセプションパーティで完成した空間を拝見したとき、「ここは日本?神戸?」と思うほどの感動がありました。 長い時を経ても受け継がれる椅子と、こだわりの空間づくり。A様とスタッフの皆様の笑顔が、その全てを物語っていました。

クライアント名
A様
施行月
2025年7月
PON-2198

愛着ある家具に新しい息吹を ドレクセル家具の張替

昔から愛用されている家具を大切にお使いになられているN様。
お引越し当時に設えた内装を少しずつ変えて、インテリアをアップデートしたいというご依頼をいただきました。

どちらも今はなきアメリカのラグジュアリーブランド「ドレクセル」の家具の張替です。
エレガントな印象を残しつつも、ブラック系の強い色目を入れ、お部屋全体を引き締めたいとのことでした。

ご自身の好みが明確で、生地はすぐに決まっていきました。
ソファはユニークな起毛生地に無地2色をプラスして、裾には大ぶりなブリオンを付けています。
椅子はシノワズリなお生地をセレクトし、クッションも一緒に製作いたしました。

複数のファブリックを組み合わせてデザインすることは、とても楽しいプロセスです。
インテリアに少し飽きてきたけれど、お家のリフォームをするほどではない…
ソファを張替えたり、家具の配置を変えてみたり、飾るアートを変えてみたり…
インテリアが大好きなN様。納品時に「あれでもない、これでもない」と私たちも一緒にお部屋の模様替えも楽しませていただきました。

クライアント名
N様邸
施行月
2025年8月
PON-2180

ホワイトに纏うシャープな美意識

椅子の張替えに続き、小さなスツールの張替えをご依頼いただいたT様。
デコラティブな雰囲気からホワイトでシャープなインテリアへ、少しずつ模様替えをされています。

こちらのスツールは小さいのですが、中のフレームがアイアンと木材の組み合わせという複雑な構造でした。

縫製と生地の組み合わせで完成した、職人技が光る張替えとなったT様のスツール。
今持っている家具を愛し、この先も長くお使いになられる姿を見ていると、私たちも嬉しくなります。

クライアント名
T様
施行月
2025年5月
PON-2183

リネンの生地でナチュラル感のある椅子の張替え

リネン生地を使うと柔らかさがプラスされます
この角度から見ても素敵です
椅子の後ろ姿はとても大切
ダブルパイピングがきっちり役目を果たしてくれてます
アームの部分も同じように仕上げております
生地感が伝わりますでしょうか?
こちらが張替前・長年使っているとこの部分が破れてきます
十数年前にリフォームさせて頂いた山本智子様から椅子の張替のご依頼がございました。
テーブルコーディネーターからインテリアデザイン、今ではコーディネーターさんの起業支援もされており、常にチャレンジをされている山本様。今回は、数年前に購入したアンティークチェアの座面が破れてきたので張替えたいとの事でした。今の椅子の生地の色味が気に入っているので、椅子張用の厚手の麻の生地をご提案。1分で生地が決まりました!ご自身が何をしたいのかを明確に持たれているので、そんな場合は私たちはお好みの生地を棚から引っ張り出してぴったりの生地選びのお手伝いをしていきます。

シンプルながらもしっかりと重みを持たせるように、1段階暗い色味でダブルパイピングを施しています。パイピングの色は1トーン暗い色で検討されていましたが、3トーン程落としてきっちり締めていきます。
「ダブルパイピングの色をこの色にしてよかった!」と大変喜んで頂きました。
また足の裏に付けたフェルトに気付き「こういう気遣い大切よね〜」と仰って頂きました。山本智子さん、いつもありがとうございます!

山本智子さんの起業支援情報のインスタ→@tomoko_kigyo

クライアント名
山本智子様邸
施行月
2023年7月
PON-1637

世界中を転々とされるお客様のインテリア

色とりどりな明るいリビングルーム
クッション納品前・リビングを占めるソファの存在感の大きさを感じます
こちらが張替前の白のソファ
お持ちのクッションと合わせています
手前に見えるオレンジのブランケットは新調されたそう
ボルスターは1点でも入るとリズム感が出ます
並ぶととってもかわいいクッションたち
仕上げも様々・細かい箇所に拘ってます!

以前カーテンをご依頼頂いた南アフリカから赴任で日本にお引っ越しされたM様。
日本に来る前は、オランダ→スペイン→ドバイとインターナショナルなM様ご夫婦です。様々な国で購入された家具たちは、私たちも見たことのないものばかり。そのお話をお伺いするだけでも楽しいのですが、今回ご依頼頂いたソファも規格外のサイズ感!真っ白なソファをブルーのベルベットに張替をご依頼頂きました。

数年に一度はインテリアの雰囲気を変え、暮らしを楽しんでいらっしゃいます。生地サンプルをお家にお持ちしましたが「このブルーがいい!」と即決されました。今までの白いインテリアに飽きたとの事で、大胆なブルーのベルベットをセレクトされました。

クッションはイギリス・ILIVのBabooshka(ロシア語でおばあちゃんという意味)コレクションから生地をセレクト。形状や生地を変えて、リズム感が出るようにデザインしております!また、シートの中材ウレタンは今回全て新しいものに変えました。このように少しずつメンテナンスをしながら、暮らしを楽しまれている姿が素晴らしいなと多くのことを学ばせて頂いています。

以前は真っ白なインテリアだったのですが、ソファの張替をきっかけに少しずつ家具も入れ替えていきたい!と仰ってました。
M様、いつもありがとうございます!インテリアがどのように変わっていくのか?!楽しみにしております。

クライアント名
M様邸
施行月
2023年5月
PON-1640

黒のソファが明るくエレガントに大変身

新居に馴染むエレガントなソファに生まれ変わりました
こちらは張替前・暗めの印象でした
色鮮やかなクッションをコーディネート
背面と座面の生地の違いが分かりますでしょうか?
コーナーは厚みが出るように仕上げております
この生地は立体感や色使い共に素晴らしい!
裏面を無地にしているので気分で雰囲気を変えてお楽しみ頂いております
以前から、椅子張りはクッション等をご依頼頂いているM様。今回はブラックソファを明るく張り替えたい!とのご依頼で、がらりとイメージチェンジとなりました。
ご新居に移られ、今まで使っていた2ピースの大きなソファを、新居のインテリアに合わせてイメージを変え「今後どんなコーディネートになっても合わせやすい方がいい!」とのご希望から白ベージュ系でシンプルにまとめつつ、ベルベットを3種組み合わせてテクスチャの違いを楽しむデザインに!
色鮮やかなクッションはイギリス・Osbone & Little の立体感のある生地を中心にオーダー制作させて頂きました。裏側は無地の生地を合わせていますので、リバーシブルで違った雰囲気を楽しんで頂けます。
背面・クッションは艶感と地模様がエレガントなスイスの200年続くファクリックブランドFISBA(クリスチャン・フィッシュバッハ)の生地。アイボリーなので、座面はもし汚れても水で落としやすい機能性のあるアクアクリーン生地をご提案させて頂きました。
ソファのレイアウトを変えて、お写真のような2人掛けソファから、今はゆったりした1人掛け仕様にスタイリングされているそうです。
以前より別宅のベンチシートやカーテン、椅子貼り、クッションなどご依頼くださっていたM様。
この度も「主人とやはりリサブレアさんに頼んで良かったと話しています」とのお言葉を頂けて、大変嬉しい限りです。
M様、ご依頼頂きありがとうございました!(お写真はお客様よりご提供)
クライアント名
M様
施行月
2023年3月
PON-1449

洋書の切り抜きがインスピレーション・40年来ソファのカバー制作

こちらが完成したソファカバー・トワルドジュイのクッションも追加でご注文頂きました
生地はシンプルですがパイピングとスカート付きの仕様
カバーをソファ形状にフィットさせるのは至難の技
パイピングが効いた仕上げとなりました
スカート裏には芯地を入れています
こちらがコーナーのボックス仕上げ
このカバーを外すとビフォアのソファになります
お客様が洋書から見つけた理想のソファ
1回目の訪問時・このように型取りを行います
2枚目の訪問では細かい箇所の仕上げを確認
25年前にご依頼頂いたソファカバー(今でも大切にお使い頂きありがとうございます!)
Y様からの初めてのご依頼は25年位前。リサブレア設立当初にご依頼頂いた1人掛けの椅子カバー(写真アリ)を大変気に入って頂き、私たちのことを覚えていてくれました。
今回は40年来使用しているイギリスから取り寄せたソファのカバーのご依頼がありました。若い頃からアメリカに住んでいらしたお姉様の影響で欧米のインテリアが大好きになり、今も洋書を定期的に取り寄せ購読されています。シノワズリにはまっていた時期があり、ご自宅にはシノワズリのコンソールや中国のアンティークの食器が並んでいます。
具体的なイメージを洋書から選ばれていたので、生地の色味やパイピングの色や太さはスムーズに再現することができました。
1回目ご訪問:採寸(特に難しいアーム部分の型取り)
2回目ご訪問:実際の生地でスカートの部分を省いてフィット感と丈の確認→アームのゆとりが多かった為縮める・スカートの丈の決定(写真アリ)
3回目ご訪問:取り付け
イギリス製の高品質なソファで丁寧に使っておられたので、生地の劣化はあったものの中材の劣化がありませんでした。ソファーカバーをオーダー制作したことで頭に思い描いていたデザインで完成したことに感激されていました。「処分しなくて良かった!」と仰って頂き、私たちも大変嬉しく思います!
Y様、ありがとうございました!
クライアント名
Y様邸
施行月
2023年7月
PON-1728

ピンクのグラデーションがリンクするバレエショップ

シンプルな店内にピンクのアクセントが効いています
照明をメインとしスツールがリズミカルに!
近づくとチュチュの質感が伝わりますか?
フラワーを合わせることによりボリューム感が出て見応えたっぷり
スツールのご提案資料(最終系は異なります)
3種のピンク生地。ベース部分の鋲デザインにも注目
ベルベットの生地は光と影で見え方が異なります
試着室もマットな大人ピンクの生地

大阪を拠点にするバレエスタジオ&ショップのシェリ様。レオタードやシューズをセレクトショップの南青山店の内装を納品させて頂きました。
代表である春田琴江さんのご自宅の椅子やスツールの貼り替えをさせて頂いたのは数年前。
ゲストがとても喜んでくれるとの事で、お店も同じくバレリーナ・バレリーノの方々が目を輝かすようなオリジナリティ溢れる内装をご希望されていました。

シェリバレエショップはピンクでいきます!というご希望がございました。最初に取り掛かったのは丸い大きなスツールたち。3色4種類のピンク系のベルベット生地を使い、サイズも3種類で合計5個のスツールを制作。店内に置かれる家具はスツールとレ ジ台含む什器のみでした。サイズや色の違うスツールを置き、店内にリズム感を与えてきました。そして、店舗の顔となる様な大きな照明。春田さんがずっと探していましたが中々見付からず「リサブレアさんで照明もつくれますか?」から始まり、1直径1.5Mの照明をデザイン→制作させて頂きました。構造から取り付けまでの工程は大変でしたが(笑)

アーティフィシャルフラワーとバレエ衣装で使われるチュチュを組み合わせた、まるでドレスの様な照明。
それらとリンクするような様々な質感のピンク生地たち。同じ色を使うと統一感が出すぎ、ピンクを使いすぎるとフェミニンな印象に寄りすぎる…
全体のバランスを考え空間をデザインさせて頂きました。

春田様、シェリの皆様、ありがとうございました!

シェリ南青山店
〒107-0062 東京都港区南青山3-14-10 シプレ南青山3F・営業時間 11:30〜19:00(定休日 水・日)※完全予約制
Instagram @cherie_minamiaoyama

クライアント名
シェリ南青山店
施行月
2022年7月
PON-1396
リサブレア オンラインショップはこちらから