Works

日常に美を添える窓辺の仕立て

今回ご依頼をいただきましたのは、ご自宅の一室をフランス刺繍のアトリエとしてお使いのY様。
長年気になりつつもそのままになっていたカーテンを新調されたいとのことで、ご相談にお越しくださいました。

Y様が特にこだわられていたのは「色」と「質感」。
じっくりとご検討いただいた結果、弊社でストックしていたシルク生地をお気に召していただきました。

大きな窓に新しいカーテンをお取り付けすると、お部屋全体がぐっと明るい印象に。
これまで気になっていた壁紙の色味も自然に馴染み、空間全体が調和の取れた柔らかな雰囲気へと変わりました。

シルク特有の張りと艶が美しいため、腰窓にはボックルバルーンを、掃き出し窓にはカーテンをお仕立てしました。
また、リターンを付けることで、正面から見た際にも美しくまとまりのある仕上がりとなっております。

これから少しずつ手を加え、お部屋づくりを楽しまれるとのこと。
どのような空間に仕上がっていくのか、私たちも楽しみにしております。

クライアント名
Y様邸
施行月
2024年12月
PON-2096

大好きなものに囲まれて

夢のあるサーカス柄でベッドルーム間仕切りカーテンをご依頼いただきました。

No.9 Thompston Monkey Businessと名付けられた麻の生地に一目惚れされたとのこと。

扉を入った瞬間に心躍るベッドルームは、D様の大好きなものが溢れる空間です。
それもそのはず。昔にリサブレアでご自身でつくられたカーテンやパーティション、そして少しずつ集めてきたクッションが並んでいます。

2つの部屋を一つにしたベッドルームの空調の効きをよくするためにオーダーいただいた仕切りカーテン。
リバーシブルの裏側はピンクのシルク生地。マイクロコードのシルバーを周りに縫製しています。

黒のハトメはどこにでもありそうなのですが、中々手に入らないアイテムです。ピンク×ブラックにしたいとのご希望があったので、細かい仕上げにもこだわっております。

クライアント名
D様邸
施行月
2025年6月
PON-2097

光と生地が織りなすホテルライクな空間美

築40年近いマンションをリノベーションされたT様。
デザイン設計はmash_space_design_office、当時の重厚感のある内装を活かしながら、ホテルのような照明計画でとても美しく硬派な空間に仕上げられました。

モダン×クラシックなインテリアに合わせて、透過性の強いレース生地をたっぷり使ったシェードや、ベルベット生地をバンディングとしてカーテンに取り入れました。

また、同じ生地でつくったクッションを真っ白なソファに置くことで、ゆるやかにブルーがつながります。
光によって色や透け感が変わる特殊なレース生地は、試行錯誤を繰り返して最後の形状にたどり着きました。

T様ご夫婦はお二人ともインテリアはもちろんのこと、生地も大好きで、じっくりとお打ち合わせを重ねながらデザインを決めていくプロセスを一緒に楽しませていただきました。

カーテンの奥深さ、そして面白さが詰まったプロジェクト。
これから何年、何十年と掛けてT様のインテリアが完成していくことを思うと、私たちも楽しみです。

ベッドルームと玄関のカーテンは別途ご紹介させていただきます。

クライアント名
T様邸
施行月
2025年5月
PON-2067

さっと開ける さっと魅せる クッキー店の間仕切りカーテン

神戸生まれのクッキー専門店 TRÈSDIMANCHE トレディマンシュの須磨ショップにて、店頭とバックヤードとの間仕切りをご依頼いただきました。

既存のロールスクリーンでは毎回の開け閉めが面倒とのことで、さっと開けられるカーテンをご希望くださいました。

店舗に入ると一番に目に付く大切な場所であり、生地は色や柄を含め悩まれていましたが、最後は大胆なイエローをセレクトされました。
レール幅の2倍の生地を贅沢に使った2倍ヒダにすることで、深い陰影を表現しています。
バックヤード側にレールを付けることで、店内側が表になるよう工夫いたしました。

リサブレアの人気遮光生地ANTONは、ドレープ性が美しく、空間を一変させることができる魅力的な生地です。鮮やかな色味と上品な光沢感は、特にカーテンとしてとても映えてくれます。

🍪TRÈSDIMANCHE トレディマンシュ TRÈSDIMANCHE HP

📍須磨ショップ 【板宿駅から徒歩6分】
〒654-0024
神戸市須磨区大田町2-2-1
TEL:070-8556-1862
定休日:火曜
10:00-18:00

📍芦屋ショップ 【N’s select内】
〒659-0091
芦屋市東山町7-31
TEL:0797-20-7853
定休日:火曜
11:00-18:00

元町通5丁目のリサブレアから、車で10分の距離です。
プラリネサンドが絶品ですので、神戸に来られる際はぜひお立ち寄りください。
トレディマンシュ様、ありがとうございました。

クライアント名
TRÈSDIMANCHE様
施行月
2025年7月
PON-2204

小さな窓を大きな物語へ シノワズリが描く理想の寝室

今回の施工例のコンセプトは「窓いっぱいに広がるシノワズリカーテン」

ご依頼くださったA様は、ご自宅でお仕事もされていて、一日の中で唯一ほっと安心できるのがベッドルームだそうです。そこには、大切な人から受け継いだアメリカンビンテージの家具が並び、長く大切に使われてきました。

きっかけは、シノワズリの生地を探して色々なお店を巡られていた中で、リサブレアに辿り着いてくださったこと。十数年前にリフォームされたベッドルームは、広さがある一方で、ベッドを小さな収納用個室に置いていたため、全体的に少し寂しい印象になっていました。

そこでご提案したのは、横長の腰窓を「窓いっぱいのシノワズリ」で彩ること。
天井から床までカーテンを下げて窓を大きく見せることで、部屋全体に奥行きと華やかさをプラスしました。限られた下地に対応するため特殊なレールを採用し、機能面にもこだわっています。

デザインは、カーテンを閉めるとまるでシノワズリの世界が広がるように大胆に柄を配置。さらにチャコールグレーのレースカーテンを合わせることで、落ち着きと奥行きを感じる空間へと変わりました。

完成後、A様からは「扉を開けると自分の部屋とは思えないほど変わった!」「朝の光に照らされたシノワズリが幻想的で美しい」とのお声と写真をいただき、私たちもその瞬間を一緒に喜ばせていただきました。
お気に入りの家具と新しいファブリックが出会い、A様だけの“くつろぎのベッドルーム”が完成しました。

クライアント名
A様邸
施行月
2025年8月
PON-2188

イギリスの文化と歴史をリスペクト・温かみをプラスするカーテン

マントルピースが鎮座する空間
窓にはシートクッションと本棚
生地はもちろんイギリス!
間仕切りには重厚感のあるカーテンを
写真を見ていても温かみを感じます
タイバックは美しく収まるように特別仕様
こちらの小窓はカフェカーテン仕様
カフェカーテンにすることで優しい印象に
ブリティッシュなご新築に、ウィリアムモリスシリーズのカーテン&シートクッションをご依頼いただきました。
設計とトータルコーディネートを手掛けられたのは「英国の間取り」の著者でもあるイギリス建築に特化されているE-planningの山田様。
絶妙なくすみカラーの塗装色やカーペット、建具、コンセントプレートに至るまで…ブリティッシュクラシカルなこだわりが詰まったインテリア。英文学に精通されたお客様だそうで、壁一面の棚にはぎっしりと書物が入るそうです。よりいっそう重厚な雰囲気が思い浮かんでうっとりしてしまいます。
ベンチシートはKirkby Designというイギリスブランドの生地。ロンドン地下鉄の実際のシートをモチーフに作られた幾何学模様ベルベットは、ノスタルジックさとモダンさどちらも感じます。
山田様のこだわりを形にさせていただき、特殊形状でタイバックを制作しました。舟形が一般的ですが、丸みのあるデザインで太めにし、周囲にはゴールドの極細パイピングを施してお上品なアクセント。重厚なイギリスインテリアにマッチする佇まいとなりました。
山田様の素敵な世界観作りのお手伝いをさせていただけて嬉しく思います。ご依頼ありがとうございました。
設計・E-planning 山田加世子 @kayoko.y0909
クライアント名
S様邸(E-planning様)
施行月
2022年10月
PON-1362

庭の木々が美しく映り込むベッドルーム

ベッドヘッドはシンプルに。ファブリックは分厚めのコットン生地
カーテンはBusatti社のリネンコットンのとろみのあるフラット仕様
心地の良い光が入るのも天然繊維ならでは!
木々の影がうっすら映るのも魅力です

センス抜群な暮らしを実践しているご夫婦のベッドルーム。神戸の六甲にひっそりと佇むとても素敵な一軒家の建て替えに伴い、ベッドヘッドやカーテンをご依頼頂きました(ベッドカバーは以前ソファ用として制作させて頂いたもの)

「旅行で訪れた石川県のオーベルジュのお部屋がとても快適だったので、同じようなイメージで!」とご依頼頂きました。セミダブルが2台なのでベッドヘッドもかなり大きめでした(W2.4M H1.7M)。玄関から入れるのは困難だと判断し、フレームを2分割して持っていき現場で生地張りをさせて頂きました。

以前よりイタリア・Busatti社の生地が大好きなF様。ご連絡を頂いたのは建築の真っ最中。お電話で色々とお話をお伺いし、Busatti・オーストラリアの事例をご紹介したところ、イメージを大変気に入って頂きました。当初は壁紙の色も白の予定でしたがグレーに変更となり、グレーのグラデーションとなるよう建築家さんがカーテンやベッドヘッドの生地を選び統一感が出ております。

インテリア好きな旦那様にも満足頂き、私たちも一安心いたしました。
Y様、いつもありがとうございます!

クライアント名
F様邸
施行月
2023年2月
PON-1490

ノスタルジックな洋館にモダンさをプラス

アーチ型の扉から見える一面の窓
ブルーグリーンのドレープカーテンがインテリアのアクセントに!
ブルーグリーンが大きな空間を引き締めます
腰窓はローマンシェードですっきりと仕上げました
白いバンディングを使うことで優しい印象になります
タッセルもバンディングと同じ生地でつくりました
光を和らげるレースのローマンシェード

お母様から受け継がれたという洋館をリフォームされたK様邸に、カーテンを納めさせていただきました。
天井やウッドの壁面などは以前のまま残されていて、ノスタルジックでとっても素敵なおうち。

以前のカーテンはベルベットで重厚な雰囲気だったそうなのですが、幅8mになる横長の大窓のため、重くて開け閉めしづらかったのがお悩みでした。軽やかな生地を使いヒダ倍率を少なめにし、すっきりモダンに仕上げました。ヒダ倍率を下げて生地量を減らしつつも、山の間隔を狭くすることで貧弱にならない上質な見せ方にこだわりました。

ドレープは無地ライクですが、よく見ると鮫小紋のような地模様生地。光が当たると艶感が美しいんです。色違いでバンディングとタイバックをアクセントに!

レースはさりげないライトグレージュ。真っ白じゃ出せない、落ち着いた洋館にぴったりの雰囲気を醸し出してくれました。

腰窓は初めカーテンをお考えでしたが、前に棚を置かれるということで、同じレースでローマンシェードを枠内付けにしてスッキリ納めています。シンプルながらこだわりの詰まったカーテン事例。😊K様ご依頼いただきありがとうございました!🙇‍♂️❣️

クライアント名
K様邸
施行月
2022年11月
PON-1372
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