Works

余り生地が生まれ変わる1点もののテーブルランナー

お気に入りの生地を余すところなくオシャレに使う。

椅子の座面お張替えで悩ましいのが、どうしても生地が余ってしまうこと。
捨てることもできず、かといってクッションがつくれるほどではなく中途半端なサイズに…

今回は、Emma・J・Shipley フクロウと鷲デザインのファブリックです。

私たちがご提案させていただくのは、複数の生地や素材を合わせていく1点もののテーブルランナーです。
テーブルの上だけではなく、今回のお客様のようにキャビネットやピアノなど、皆様自由な発想でインテリアとして使っていただいております。

ちょっと冒険しつつも、きっちり馴染むデザインをご提案しております。
今回も特別な1品が完成いたしました。

クライアント名
N様邸
施行月
2025年8月
PON-2180

少しずつの模様替えが紡ぐ心地よい暮らし

ベンチシート2脚の張替えのご依頼です。

N様は以前からダイニングチェアの張り替えやテーブルクロスのご依頼もいただいており、少しずつの模様替えを楽しんでいらっしゃいます。
今回は、20年にわたり大切にお使いになられていた収納付きベンチシート2脚を、全く新しいスタイルで蘇らせました。

お選びいただいた生地は、フランスのファブリックブランド、LELIEVRE ルリエーブルのジャンポールゴルチエ デザイン。
彫刻的な装飾模様をレリーフ(浮き彫り)で表現した立体感のある生地で、モダンな中にも芸術性が光ります。

お家にゲストを招く機会もあるそうで、グリーンを基調としたお部屋は大きな窓から差し込む陽光と相まって開放感があり、ついつい長居したくなるような心地よい広々とした空間です。

家具の張替えは、雰囲気がガラリと変わり、長年愛用してきた家具に新しい息吹を吹き込みます。
これからもN様の暮らしに寄り添う家具として、末永くご愛用いただけましたら幸いです。

クライアント名
N様邸
施行月
2025年5月
PON-2168

絵本のような風景を纏う ベンチシートの華やかな変身

本日ご紹介するのは、以前ご依頼いただいたN様のベンチシート張替えの続きのお品です。

前回とはまた異なる生地をお選びいただき、印象もガラリと変わりました。

大胆な色づかいとユーモラスな鳥たちが描かれた、インパクト抜群のファブリックで新しい表情を纏いました。
今回お選びいただいたのは、イギリスのブランドCLARKE&CLARKE(クラークアンドクラーク)とEmma・J・Shipley(エマシップリー)がコラボしたコレクションの1つです。

鮮やかなブルーをベースに、ミステリアスなフクロウやトロピカルな鳥たち、星や植物が緻密に描かれており、見れば見るほど引き込まれるアートピースのようなベルベットファブリック。

お部屋に置くだけで、空間がぱっと華やぎ、まるで絵本の1ページのような風景が生まれます。
グリーンが映えるN様邸のリビングにもしっくりと馴染み、光がたっぷり入る窓辺で新しい魅力を放ってくれています。

クライアント名
N様邸
施行月
2025年6月
PON-2168

大好きなものに囲まれて

夢のあるサーカス柄でベッドルーム間仕切りカーテンをご依頼いただきました。

No.9 Thompston Monkey Businessと名付けられた麻の生地に一目惚れされたとのこと。

扉を入った瞬間に心躍るベッドルームは、D様の大好きなものが溢れる空間です。
それもそのはず。昔にリサブレアでご自身でつくられたカーテンやパーティション、そして少しずつ集めてきたクッションが並んでいます。

2つの部屋を一つにしたベッドルームの空調の効きをよくするためにオーダーいただいた仕切りカーテン。
リバーシブルの裏側はピンクのシルク生地。マイクロコードのシルバーを周りに縫製しています。

黒のハトメはどこにでもありそうなのですが、中々手に入らないアイテムです。ピンク×ブラックにしたいとのご希望があったので、細かい仕上げにもこだわっております。

クライアント名
D様邸
施行月
2025年6月
PON-2097

思い入れある家具を大胆な柄で蘇らせる

ソファの座面張替えのご相談に来られたS様。
訳あって座面の生地とフォームが傷んでしまい、どうにかしたいとのことでした。

最初は背面の生地に合わせた色味にしておりましたが、最後に選ばれたのはEmma・J・Shipley LYNX オオヤマネコのデザインです。

お部屋の中は色々な場所で集めてきたストーリー性のあるアンティークばかり。
どれも思い入れのある素敵なインテリアです。

悩みに悩んで決めたファブリック。最終的な仕上がりに大満足いただきました。
残布で枕サイズのクッションをつくることでソファ全体がまとまり、1Pソファ用のクッションはハチドリ生地にビビッドなピンクのボックスフリルを施しました。

お部屋の中がぐっと明るくなり、「毎朝山猫を見て幸せになります」と嬉しいお言葉をいただきました。
S様の笑顔に癒され、また元気を沢山もらっております。
暑い中、搬入もお手伝いくださり本当にありがとうございました。

クライアント名
S様
施行月
2025年7月
PON-2203

愛着ある形はそのままにランプシェード張替え

20年前に購入されたランプのシェード張り替えをご紹介いたします。

元町駅から徒歩2分の場所にある、ワインショップ ジェロボアム
2003年のオープン当初からレジカウンターに置かれていたそうです。
ユニークな形を気に入っていらっしゃり、シェードの張り替えを当店にご依頼いただきました。

張り替えに選んでいただいたのは、イタリア産ハチ模様のジャガード生地。
リネンコットンのナチュラル素材で、しっかりとした糸の織り目は、素朴ながらもラグジュアリー感のある質感です。

ホワイトとベージュ、裏表のリバーシブル仕様。
上下のパイピングは、明るいホワイトにして微妙に色を変えています。

点灯するとまた雰囲気も変わり、生地を通して漏れる柔らかい光が優しく手元を照らします。
お店の雰囲気にも馴染み、素敵に仕上がりました。
こうしてお気に入りの家具を長く使い続けていただけるのは私たちも嬉しい限りです。

クライアント名
ジェロボアム様
施行月
2025年7月
PON-2205

眠りにつく空間に静かな美しいローマンシェードを

T様邸の最後のご紹介は、ベッドルームです。

ベッドルームはリラックスする部屋なので、「落ち着き」「やわらかさ」をカーテンで表現できるようなデザインをご提案しました。

気にされていたのは、窓越しに見えるベランダの鉄製の柵。
外に広がる山々を見たいので、無機質な柵を見たくないとのことでした。

柵が見えるのは日中なので、レース生地の透け具合や、やわらかい質感を検討した結果、Tuscanyという生地をセレクトしました。
ローマンシェードにすると裾が波々として美しく、レースの中では厚い分類に入ります。

厚地は遮光生地を使いシャープシェード仕上げに。
裾にはシノワなトリムテープを施しております。
一見シンプルに見える無地のローマンシェードですが、ポイントを効かすことで印象が変わります。

何度かやり直しをさせていただきましたが、最終的にはご満足いただきました。
お忙しいT様がリラックスして眠りにつけることを願っております。

クライアント名
T様邸
施行月
2025年5月
PON-2067

光と生地が織りなすホテルライクな空間美

築40年近いマンションをリノベーションされたT様。
デザイン設計はmash_space_design_office、当時の重厚感のある内装を活かしながら、ホテルのような照明計画でとても美しく硬派な空間に仕上げられました。

モダン×クラシックなインテリアに合わせて、透過性の強いレース生地をたっぷり使ったシェードや、ベルベット生地をバンディングとしてカーテンに取り入れました。

また、同じ生地でつくったクッションを真っ白なソファに置くことで、ゆるやかにブルーがつながります。
光によって色や透け感が変わる特殊なレース生地は、試行錯誤を繰り返して最後の形状にたどり着きました。

T様ご夫婦はお二人ともインテリアはもちろんのこと、生地も大好きで、じっくりとお打ち合わせを重ねながらデザインを決めていくプロセスを一緒に楽しませていただきました。

カーテンの奥深さ、そして面白さが詰まったプロジェクト。
これから何年、何十年と掛けてT様のインテリアが完成していくことを思うと、私たちも楽しみです。

ベッドルームと玄関のカーテンは別途ご紹介させていただきます。

クライアント名
T様邸
施行月
2025年5月
PON-2067
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